トッツィー 2/11マチネ

とにかく面白かったぁという舞台でした。

ネタバレしかないのでご了承お願いします。

 

塩ちゃんこと指揮者がノリノリなのは、日本オリジナルじゃない確定演出なのかしら。

開幕アナウンスとオーバチュアで客席はノリノリでした👏

 

最初のニューヨークのシーンで、マイケルは確かに下手な役者じゃないんだなという納得感。

育三郎さんのダンス、がっつり見たの、私初めてかもと思いました。

(去年、ファインディングネバーランド見たのですが、あれはどうだったかな、、)

 

ドロシーさん、女装をしようという葛藤のシーンとかあるのかと思ったら、

突如出てきて笑ってしまった🤣

女性の歌にちゃんと聞こえるのに、男性の声で心地よく聞ける楽曲なのは、作曲の妙だなと思いました。

 

ミュージカルでショーの要素をしっかり表現して、セリフの芝居パートもしっかりしているタイプのミュージカルですね。

「ビューティフル」みたいな。

セリフのシーンがお芝居として完成度が高くて、ショーも楽しみつつ、お芝居も楽しめて、おいしいとこどりでした。

 

ジェフ役の金井勇太さん、表情がころころ変わってとっても魅力的。

私は初めましてだったので、ミュージカルがメインの人ではないのかなと思って調べたら、映像で活躍されている方なのですね。

マイケルとジェフの掛け合いのシーンは、全部好きでした。

 

一番笑ったのは、「ジュリーにさけれ、」、、(後忘れました)「マックスは俺のタトゥーを入れた!!」、、「あぁっっっ、、、!😣」ってなった後に、ジフが「どれかひとつ、どうにかできるならどうしたい?」っていうところです(笑)

 

おばたのお兄さんは、千と千尋でも拝見したのですが、この方はもう役者さんになったんだなぁと思いました。

愛すべきバカの表現が楽しかった。

家の外から「トッツィートッツィー!!」と叫ぶシーン、好きだったなぁ、、

 

とにかく楽しい「ブロードウェイミュージカル」!

よい観劇でした

 

ベートーヴェン 1/20 マチネ

まずは、素晴らしかったの一言。

こういう、人の情熱を全面に押し出した作品が好きだなぁと思いました。

ベートーヴェンの生涯というよりは、トニとの物語と耳の病気と葛藤に重点が置かれているので、人物史の一面があるモーツァルト!イメージしてたので意外でした。

 

舞台セットが派手なのもそうなのだけど、演出がとても丁寧だったのが印象的でした。

ベートーヴェンが雷を語るシーンで、ちゃんと演者に風が吹いてて、ベートーヴェンの雷の中に見つけた理解者を肌で感じることができたし、それを理解したときの気持ちも感じることができました。

1幕最後の楽譜を降らせる演出も、手がこんでるなぁと思いました、、

ところどころでセットがはけて、映像が飛び込んでくるのも好き。

 

 

芳雄さん

音外したら死ぬのかっ?ってくらいやっぱり歌が上手い。

前半の表情は有名なベートーヴェン肖像画そのもののしかめっ面。

あのしかめっ面は自分を守るためのものなんだ、、というのも納得のお顔。

 

花總さん

最初の葬儀のシーンで圧倒的な存在感があって、さすがレジェンド。

透明感が有るお声なのにしっかり響く歌声は、情熱を訴えてきて染みます、、

雷のシーンで自由になりたい、、!というシーンの説得力がすごかった

 

脇を固める皆様も素敵な歌声で酔わせてくれました

再演したら是非みたいなと思います